2007年05月08日

英字新聞で読もう!


このブログサイト及びメルマガ(メールマガジン)の名前は、「英字新聞で読もう! で、NY Times によりますと・・・」です。「英字新聞を〜」ではなく「英字新聞で〜」としたところに、ささやかな意味と願いを込めました。

新聞は情報収集のための手段です。色々な読み物を楽しむための媒体です。それは英字新聞だって同じことです。だから、英語学習の教材として英字新聞を読む、それだけを目的にするなんてもったいない。

もちろん、英字新聞の英語は簡潔にして優れたものですから、リーディング学習の素材として申し分ありません。でも最終的には、例えば、海を渡った松坂大輔投手の活躍を伝える記事を Boston Herald 紙で、それが英語であることを意識しないで読めるようになりたい。そんな願いを込めて、このサイト名を付けました。私もまた、どんな英文でも完璧に読みこなせるというわけではありませんから。

英字新聞には、日本の新聞とは違った、独特の視点や報道の仕方があります。実際、ボストン・レッドソックスでなかなか満足のいく投球ができずに苦しんでいる松坂投手についての記事を New York Times や Boston Herald のサイトで読み比べると面白いのです。New York Times は皮肉たっぷりだったり、Boston Herald は苦し紛れだったり、日本のスポーツ紙などにはあまり見られない、凝った表現や洒落た言い回しで実に生きいきと報じているのです。

やはり、日本人には日本人特有のものの見方があるのでしょう。英字新聞を読めば、そうした自分でも気が付かなかったような凝り固まった意識を解きほぐせます。日本の新聞の国際面では取り上げられない国々のニュースにも接することもできます。また、世界中の識者が意見を寄せていますから、幅広い知見を得ることもできます。

最初は、英字新聞を読むのだと身構えても仕方ありません。初めは誰だってそうですから。でも、所詮はただの言葉。日本語ができるんだから、英語ができないわけがありません。ただ、気長に、毎日、コツコツと読み続けることです。そうすれば、いつかきっと、英字新聞で世界の海を泳いでいる自分が、そこにいるはずなのです。


以下、このサイトのメイン・カテゴリーである「今日のニュース記事」の構成を解説します。



● ニュース記事

The New York Times から一つ記事を選んで、最初の2段落を取り上げます。New York Times は、エリート層の読者向けに発行されている新聞なので必ずしも読みやすくはありませんが、その分、挑戦し甲斐があります。色々な英語に触れるために、幅広いジャンルのニュースを横断します。また、日本のニュースの場合は、The Japan Times からも取り上げます。

「今日のニュース記事」は、メルマガと連動して、月、水、金の週3回アップの予定です。


【 まずは準備運動 】

文章内における単語の意味を確認します。但し、単語の取り扱いには注意を要します。

例えば、start a family はどういう意味か分かりますか。「子供を作る」「第一子をもうける」という意味なのです。まるで、子供がいないと family ではない、親と同居しているだけの夫婦は family ではないかのようです。つまり、family =家族ではない。 family という日本人の誰もが知っている言葉でさえ、「家族」とは同じ意味範囲や価値を持っていません。英語の単語と日本語の訳語が一対一で対応しているわけではないということだけは、くれぐれも肝に銘じておいてください。

ですから、英単語の意味を調べるには英英辞典がベストです。でも、英字新聞を読むのだって苦労するのに英英辞典だなんてまだ敷居が高いという方は英和辞典でも構いません。そういう場合は、なるべく全ての語義と多くの例文を読むようにしてください。そして、その単語が持つ全体的なニュアンスを掴むようにしましょう。


【 泳ぐときには息継ぎしなくちゃ 】

英文を速く読むための近道は、意味の固まりの切れ目を意識しながら、英文を語順どおりに直読直解することです。そうした読み方、スラッシュ・リーディングについては、こちらのページで解説しています。


【 英語ってどんな海? 】

英語と日本語は、全く異質の言語体系を持つ言葉です。例えば、「イチローの車に乗せてもらった」を英語に直すと、I got a ride from Ichiro. のような文になります。ところが、これを直訳すると「私はイチローから車に乗ることを得た」と、何ともキミョーキテレツな日本語になります。これは英語と日本語では、ものの見方や発想の仕方が違うからです。英語は世界を名詞的な視点で捉え、日本語は動詞的な視点で捉えるなどと言われます。

ここでは、日本語とは違う、そんな英語特有の感覚や構造を簡単に解説します。


【 日本の陸に上がってみると 】

英文記事を英語のまま直読直解して意味が取れれば、「英字新聞で読む」という行為の目的は達せられたことになります。わざわざ日本語に直すまでもありません。しかし、いま述べたように、英語と日本語は異質の言葉です。あえて日本語訳という鏡に照らして、もう一度、英文記事を読むことで得られるものはあるはずです。

英語という言語が持つ味わいをも含んだ、より深い理解につながればと思います。英語と日本語の違いを意識してほしい、そしてそれを英字新聞を読む際に生かしてほしい、だってこちとら日本人だもの、得意中の得意の日本語も利用しなくちゃもったいない!というのが、このブログ及びメルマガのコンセプトの一つです。そのために、完璧とは言えないでしょうが、自然な日本語訳を心がけます。


【 もう一度、泳ごう 】

それでは、ほんの少しの勇気と浮き輪(このサイトとメルマガがお役に立てれば幸いです)を持って、英語の海に飛び込んでみてください。

こちらからどうぞ → メルマガ 英字新聞で読もう!で、NY Timesによりますと・・・



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