2010年06月02日

ハリウッドの反逆児、デニス・ホッパー死す


Dennis Hopper, 74, Hollywood Rebel, Dies
( New York Times )

Dennis Hopper, whose portrayals of drug-addled, often deranged misfits in the landmark films “Easy Rider,” “Apocalypse Now” and “Blue Velvet” drew on his early out-of-control experiences as part of a new generation of Hollywood rebel, died Saturday at his home in Venice, Calif. He was 74.

Mr. Hopper, who said he stopped drinking and using drugs in the mid-1980s, followed that change with a tireless phase of his career in which he
claimed to have turned down no parts. His credits include no fewer than six films released in 2008 and at least 25 over the past 10 years.

On March 26, surrounded by friends like Mr. Nicholson and David Lynch, the director of “Blue Velvet,” Mr. Hopper received a star on the Hollywood Walk of Fame. Looking frail, he began his brief acceptance speech by sardonically thanking the paparazzi for supposedly distracting him and causing him to lose his balance and fall the day before. He continued, “Everyone here today that I’ve invited ― and obviously some that I
haven’t invited ― have enriched my life tremendously.”


【 まずは準備運動 】

・addle 混乱させる、(卵などを)腐らせる
・misfit 環境にうまく順応できない人
・tireless 疲れを知らない,精力的な(tire:疲れる・させる)
・sardonically 冷笑的に、皮肉に
・supposedly 推定では〜と言われる、思われる



【 泳ぐときには息継ぎしなくちゃ 】

Dennis Hopper, /
デニス・ホッパーは /

whose portrayals of drug-addled, often deranged misfits
ドラッグに腐らさればしば混乱させられた不順応者のその描写は

in the landmark films
画期的なフィルムにおける

“Easy Rider,” “Apocalypse Now” and “Blue Velvet”
「イージーライダー」や「地獄の黙示録」や「ブルーベルベット」

drew on his early out-of-control experiences
彼の初期のコントロールの外の経験の上に引いた

as part of a new generation of Hollywood rebel,
ハリウッドの反抗者の新しい世代の部分としての

died Saturday at his home in Venice, Calif.
カリフォルニアのベニスでの彼の家で土曜日に死んだ

He was 74.
彼は74だった


Mr. Hopper,
ホッパー氏は

who said
言った

he stopped drinking and using drugs in the mid-1980s,
彼は飲むことやドラッグを使うことを1980年代半ばにやめた

followed that change
その変化に続いた

with a tireless phase of his career
彼のキャリアの疲れを知らないフェーズでもって

in which he claimed to have turned down no parts.
彼はゼロ個のパートを断ったと主張した

His credits include no fewer than six films released in 2008
彼のクレジットは2008年にリリースされた6本のフィルムより少なくないものを含む

and at least 25 over the past 10 years.
そして過去10年にわたって少なくとも25本


On March 26,
3月26日に

surrounded by friends like Mr. Nicholson
ニコルソン氏のような友人たちに囲まれながら

and David Lynch, the director of “Blue Velvet,”
そして「ブルーベルベット」の監督のデヴィッド・リンチ

Mr. Hopper received a star on the Hollywood Walk of Fame.
ホッパー氏はハリウッド・ウォーク・オヴ・フェームの星を受け取った

Looking frail,
弱々しく見えながら

he began his brief acceptance speech
彼は彼の短い受け入れのスピーチを始めた

by sardonically thanking the paparazzi
冷笑的にパパラッチに感謝することによって

for supposedly distracting him
彼の気を散らしたと言われることに対して

and causing him to lose his balance and fall
そして彼のバランスを失わせて倒すことを彼に引き起こしたと

the day before.
前日に

He continued,
彼は続けた

“Everyone here today that I’ve invited ―
私が招待したところの今日ここの全員が

and obviously some that I haven’t invited ―
そして明らかに私が招待しなかった何人かが

have enriched my life tremendously.”
私の人生をとてつもなく豊かにした


【 英語ってどんな海? 】

というわけで今回は、若い人にはなじみが薄いかもしれませんが、米映画のスターの悲報を。

■ portrayal

見出しにもあるrebelは「反逆者」。「反抗する」の動詞でもあります。名詞はrebellionです。

portrayalは画家なら絵で、作家なら言葉で、俳優なら演技で「描くこと」です。動詞がportrayで、「肖像画・写真」がportrait(ポートレート)ですね。

derangeは「(秩序・常態・精神などを)乱す、混乱させる」。これは「整える、整理する」のarrangeと関係がありそうな。とまれ、接頭辞のde-には「下降、分離、否定」などの意味があります。

線で「絵を描く」でおなじみのdrawですが、基本概念は「引く」ことなのでしょう。quick on the drawと言ったりします。西部劇の早撃ちガンマンです。拳銃をホルスターから「引き抜くのが早い」。転じて「反応が速い、機敏な」。

目的語を取らなければ「(季節・時間などが)近づく、迫る」の場合もありますが、draw on〜で「〜を利用する、に頼る」。

He drew on his imagination for the details of his story.
(彼は物語の細部を書くのに自分の想像力に頼った)

第1パラグラフの文は、Dennis Hopper ・・・ died Saturday〜 が主語・述語で、whose以下が入れ子式に組み込まれています。

■ credit

第2パラグラフです。claimは「(正当な権利として)要求する、主張する」。「苦情」ではありません。カタカナの「クレーム」は和製英語です。正しいクレームはcomplaint(動詞はcomplain)です。

turn downには「(テレビ・ラジオの音量や火力や明るさなどを)小さくする」という意味もありますが、ここでは「(提案や申し出などを)却下する、拒絶する」。

「クレジット・カード」のcreditは分かります。でも、映画やテレビの製作に関わったスタッフやキャストの名前を字幕で表示する「クレジット・タイトル」のcreditはどのような「信用」なのでしょうか。

英英辞典を繰ってみますと、An acknowledgment of work done(なされた仕事の承認)とありました。なるほど。でも、acknowledgmentという語も取っつきにくいので調べておいてください。

He was given no credit for his invention.
(彼はその発明に対して何の功績も与えられなかった)

第3パラグラフです。Hollywood Walk of Fameについてはウィキペディアでどうぞ。

http://tinyurl.com/2g8tgrm

frailは「弱々しい、もろい、壊れやすい」。同意語にfragileというのもあり、こちらもよく使われます。

distractのtractはdrawの意味です。tractor(トラクター)を思い出しましょう。attraction(アトラクション)のattractが「(注意・興味などを)引く、引きつける」。dis-は「反対、否定」の意の接頭辞ですから「(注意を)そらす、散らす」。

He gets distracted easily.
(彼はすぐに気が散る)

今回は、記事の最初の方のパラグラフ2つと最後を取り上げました。



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【 日本の陸に上がってみると 】

ハリウッドの反逆児、デニス・ホッパー死す
( New York Times )

麻薬にいかれ、しばしば常軌を逸した不適応者を演じたのが画期的な映画『イージー・ライダー』や『地獄の黙示録』や『ブルー・ベルベット』だった。そこには、ハリウッドに反逆する新世代の一員としての若き日の型破りな経験が活かされていた。デニス・ホッパーが土曜日、カリフォルニア州ベニスの自宅で死去した。74歳だった。

ホッパー氏の話では、飲酒や麻薬の使用をやめたのは1980年代半ばで、その変貌を裏付けたのが以後の精力的な仕事ぶりだった。その言い分によれば、どんな役柄も断らなかった。彼の名がクレジットされた作品は2008年で6本に上り、この10年間で少なくとも25本を数える。

3月26日、友人のジャック・ニコルソンや『ブルー・ベルベット』の監督デヴィッド・リンチなどに囲まれながら、ホッパー氏は「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」の星を受け取った。見るからに弱々しい姿のまま始めた短い受賞スピーチでは、皮肉を交えてパパラッチに感謝した。前日、パパラッチに気を取られバランスを失って転んだようで、こう続けた。「今日ここに招待した人たち、中には明らかに招待していない人もいるのだが、皆のおかげで私の人生は計り知れないほど豊かなものになった」


【 もう一度、泳ごう 】

Dennis Hopper, 74, Hollywood Rebel, Dies
( New York Times )

Dennis Hopper, whose portrayals of drug-addled, often deranged misfits in the landmark films “Easy Rider,” “Apocalypse Now” and “Blue Velvet” drew on his early out-of-control experiences as part of a new generation of Hollywood rebel, died Saturday at his home in Venice, Calif. He was 74.

Mr. Hopper, who said he stopped drinking and using drugs in the mid-1980s, followed that change with a tireless phase of his career in which he
claimed to have turned down no parts. His credits include no fewer than six films released in 2008 and at least 25 over the past 10 years.

On March 26, surrounded by friends like Mr. Nicholson and David Lynch, the director of “Blue Velvet,” Mr. Hopper received a star on the Hollywood Walk of Fame. Looking frail, he began his brief acceptance speech by sardonically thanking the paparazzi for supposedly distracting him and causing him to lose his balance and fall the day before. He continued, “Everyone here today that I’ve invited ― and obviously some that I
haven’t invited ― have enriched my life tremendously.”


● 続き? 後は自力で英語の大海へ泳ぎ出そう。溺れても命は取られないからダイジョーV!
(古っ)
 ↓ ↓ ↓
http://tinyurl.com/2awvog5


● 編集後記

『イージー・ライダー』は先日、見直しました。主演のピーター・フォンダの父親は西部劇でも活躍した往年の大スター、ヘンリー・フォンダ。監督兼主演のデニス・ホッパーは当時、ハリウッドからホサれていました。そんな二人が西部劇の馬の代わりにバイクを駆って米大陸を旅するのですから、泣けます。そして最後は・・・。ヒッピー文化全盛期の時代色と感覚に溢れた映画ですが、今見ても十分に楽しめます。ワイルドで行こう!に合掌。




posted by K.Andoh | Comment(0) | TrackBack(0) | 文化・芸術
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