2010年01月25日

パスワードが「123456」では


If Your Password Is 123456, Just Make It HackMe
( New York Times )

Back at the dawn of the Web, the most popular account password was “12345.”

Today, it’s one digit longer but hardly safer: “123456.”

Despite all the reports of Internet security breaches over the years, including the recent attacks on Google’s e-mail service, many people have reacted to the break-ins with a shrug.

According to a new analysis, one out of five Web users still decides to leave the digital equivalent of a key under the doormat: they choose a simple, easily guessed password like “abc123,” “iloveyou” or even “password” to protect their data.

“I guess it’s just a genetic flaw in humans,” said Amichai
Shulman, the chief technology officer at Imperva, which makes
software for blocking hackers. “We’ve been following the same
patterns since the 1990s.”


【 まずは準備運動 】

・digit (アラビア)数字、(手・足の)指(形容詞:digital)
・breach 違反、侵害、裂け目
・hack たたき切る、(コンピューターシステムなどに)不法に侵入する



【 泳ぐときには息継ぎしなくちゃ 】

Back at the dawn of the Web, /
ウェブの夜明けに戻って /

the most popular account password was “12345.”/
最も人気のあるアカウントパスワードは「12345」だった /


Today, /
今日 /

it’s one digit longer but hardly safer: /
それは1数字長いがほとんどより安全ではない /

“123456.”/
「123456」 /


Despite all the reports of Internet security breaches /
すべてのインターネットセキュリティ侵害にもかかわらず /

over the years, /
数年間にわたる /

including the recent attacks on Google’s e-mail service, /
最近のグーグルのEメールサービスへの攻撃を含む /

many people have reacted to the break-ins with a shrug. /
多くの人々は肩をすくめることで押し入りに反応した /


According to a new analysis, /
新しい分析によると /

one out of five Web users still decides /
ウェブユーザーの5人のうちの1人がいまだに決める /

to leave the digital equivalent of a key under the doormat: /
鍵のデジタルの同等物をドアマットの下に置くことを /

they choose a simple, easily guessed password /
彼らは単純な簡単に推測されるパスワードを選ぶ /

like “abc123,” “iloveyou” or even “password”/
「abc123」や「iloveyou」あるいは「password」も /

to protect their data. /
彼らのデータを守るために /


“I guess /
私は推測する /

it’s just a genetic flaw in humans,” /
それはまったく人類の中の遺伝子の欠陥だ /

said Amichai Shulman, /
Amichai Shulmanは言った /

the chief technology officer at Imperva, /
インパーバでチーフ・テクノロジー・オフィサー /

which makes software for blocking hackers. /
ハッカーをブロックするためのソフトウェアを作る /

“We’ve been following the same patterns since the 1990s.”/
私たちは1990年代以来同じパターンを追ってきている /


【 英語ってどんな海? 】

というわけで今回は、皆さんは大丈夫ですか?という記事です。

■ shrug

第1パラグラフ、dawnは「夜明け、曙」。その反対の「日暮れ」がduskです。

第3パラグラフ、文頭のdespiteは「〜にもかかわらず」。逆接を表す前置詞です。最後のshrugは「肩をすくめる(こと)」。「すべてのインターネット・セキュリティ侵害にもかかわらず、彼らは肩をすくめた」。これでは、前半と後半が噛み合っていません。

両手の平を上にして、軽く肩をすぼめるのがshrugです。向こうの人たちがよくやります。「困惑、あきらめ、無関心」などを表します。shrug offと言えば「(取るに足らないものとして)無視する」

仕草の表現は、英語と日本語で異なる場合が少なくありません。

例えば、日本語では好ましい対象に「目を細める」のですが、英語では疑惑や不快に対してnarrow one's eyeします。「目を回す」のは気絶したり、忙しかったりする場合ですが、roll one's eyesは「やれやれ、呆れた」といった表情です。

break‐inは「押し入ること、不法侵入、強盗」で、break inと句動詞としても使い、「(新しい物を)使いならす」という意味もあります。

■ equivalent

第4パラグラフ、equivalentは「(価値、意義、数量などが)同等の(物)」。「等しい(equal)」という意のequi-という接頭辞を覚えておくと便利です。equityが「公平さ、株」、equationが「方程式」、「赤道」のequatorは、中世ラテン語で「昼夜を等分に分ける帯」というのが語源だそうです。

doormat(ドアマット)は人に踏まれるものですから、転じて「(人に)邪険に扱われる人、やられっぱなしの人」。口語的な用法です。それにしても、安易なパスワードは「玄関マットの下に鍵を隠すようなもの」という喩えは、なかなか面白いですね。座布団一枚、送っておきます。

■ flaw

面白いと言えば、第5パラグラフのgenetic flawにも笑ってしまいました。「遺伝子の欠陥」だなんて、そこまでさかのぼるのかいな、と。それはさておき、geneticはgene(遺伝子)の形容詞で、flawが「欠陥、不完全な点、ひび、きず」。その反対のflawless(完璧な)もよく使われます。


【 日本の陸に上がってみると 】

パスワードが「123456」では
( New York Times )

ウェブの黎明期、最も好まれたアカウント・パスワードは「12345」だった。

今日、それは一桁伸びたが、安全度が高まったわけではない。「123456」では。

ここ数年、あまたのインターネットのセキュリティー侵害が報告され、最近もグーグルの電子メール・サービスが攻撃を受けたというのに、大方の人々の不正侵入への反応は肩をすくめただけだった。

新たな分析によると、ウェブ・ユーザーの5人に1人が今でも家の鍵を玄関マットの下に置くようなことをしている。つまり、彼らが選ぶのは容易に探り当てられる単純なパスワードで、「abc123」や「iloveyou」、さらには「password」などで自分のデータを守っているのだ。

「これはもう人類における遺伝子の欠陥ではないかと思います」と語るのはインパーバ社の最高技術責任者Amichai Shulmanさんだ。同社はハッカーを遮断するためのソフトウェアを作っている。「1990年代から同じパターンが続いていますから」


【 もう一度、泳ごう 】

If Your Password Is 123456, Just Make It HackMe
( New York Times )

Back at the dawn of the Web, the most popular account password was “12345.”

Today, it’s one digit longer but hardly safer: “123456.”

Despite all the reports of Internet security breaches over the years, including the recent attacks on Google’s e-mail service, many people have reacted to the break-ins with a shrug.

According to a new analysis, one out of five Web users still decides to leave the digital equivalent of a key under the doormat: they choose a simple, easily guessed password like “abc123,” “iloveyou” or even “password” to protect their data.

“I guess it’s just a genetic flaw in humans,” said Amichai Shulman, the chief technology officer at Imperva, which makes software for blocking hackers. “We’ve been following the same patterns since the 1990s.”


● 続き? 後は自力で英語の大海へ泳ぎ出そう。溺れても命は取られないからダイジョーV!
(古っ)
 ↓ ↓ ↓
http://tinyurl.com/yc8338r


● 編集後記

パソコンで扱うパスワードの数は半端じゃありません。とても頭では覚えきれません、パスワード生成・管理用のフリーソフトを使っています。でも、このソフトはすべてを知っているわけで、もし、こいつがハッキングされたらと思うと・・・ぞっとします。



posted by K.Andoh | Comment(0) | TrackBack(0) | 技術・IT
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