2009年11月30日

内藤対亀田、いよいよゴング


Naito, Kameda ready for title showdown
( Japan Times )

Daisuke Naito's WBC flyweight title fight against Koki Kameda on Sunday is being billed as "The Battle of Destiny," although the battle of good vs. evil might be more fitting.

Ever since a win over Koki's brother Daiki two years ago, Naito has become a celebrity, regularly appearing on TV shows where his soft-spoken demeanor and humble personality has won over fans. Call him the Manny Pacquiao of Japan.

The 35-year-old Naito took up boxing to defend himself in school, where he was the victim of bullying, and often speaks out in support of those subjected to similar abuse.

Kameda, along with his brother Daiki, have established a reputation for arrogance. Forgoing the niceties of the Japanese language, Kameda taunts his opponents with insults and bold predictions. True to form, he was confident about his chances against Naito earlier this week.


【 まずは準備運動 】

・bully いじめる、いじめっ子
・abuse 虐待する,酷使する
・forgo なしで済ませる、差し控える、見合わせる



【 泳ぐときには息継ぎしなくちゃ 】

Daisuke Naito's WBC flyweight title fight against Koki Kameda /
亀田興毅に対する内藤大助のWBCフライ級タイトルの戦いは /

on Sunday /
日曜日の /

is being billed as "The Battle of Destiny," /
運命の戦いとして宣伝されている /

although the battle of good vs. evil /
しかし善対悪の戦いが /

might be more fitting. /
より合っているかもしれない /


Ever since a win over Koki's brother Daiki two years ago, /
2年前の興毅の兄弟の大毅への勝利以来 /

Naito has become a celebrity, /
内藤は有名人になった /

regularly appearing on TV shows /
定期的にテレビ番組に出ながら /

where his soft-spoken demeanor and humble personality /
そこで彼のソフトな話し方の態度と謙虚なパーソナリティは /

has won over fans. /
ファンを勝ち取った /

Call him the Manny Pacquiao of Japan. /
日本のマニー・パッキャオと呼ぼう /


The 35-year-old Naito took up boxing /
35歳の内藤はボクシングを取り上げた /

to defend himself in school, /
学校で彼自身を守るために /

where he was the victim of bullying, /
そこで彼はイジメの犠牲者だった /

and often speaks out /
そしてしばしばはっきりと話す /

in support of those subjected to similar abuse. /
同じような虐待を受けさせられている人たちの支持において /


Kameda, /
亀田は /

along with his brother Daiki, /
彼の兄弟の大毅と一緒に /

have established a reputation for arrogance. /
傲慢としての評判を確立した /

Forgoing the niceties of the Japanese language, /
日本語の上品さを無しで済ませながら /

Kameda taunts his opponents /
亀田は彼の相手をあざける /

with insults and bold predictions. /
侮辱や大胆な予言で /

True to form, /
形に合って /

he was confident about his chances against Naito /
彼は内藤に対するチャンスについて自信があった /

earlier this week. /
今週早くに /


【 英語ってどんな海? 】

テレビの平均視聴率は43.1パーセントだったとか。というわけで今回は、善が滅んで悪が栄えることになった!?試合の前の記事です(ジャパン・タイムズさん、早く記事を上げてよ〜)。

■ showdown

見出しにあるshowdownは、ポーカーの最後に持ち札を全部見せることで、そこから「(決着をつける)対決」。よく使われます。

billには「ビラ、ポスター、勘定書、請求書、紙幣、法案、議案」などいろいろ意味がありますが、ここでは動詞で「(世間に知らせて)宣伝する、予定する」

■ demeanor

win over… 2段落目に2回出てきます。前者のwinが名詞で後者が動詞ですが、ここでの用法から「・・・に勝つ」と「・・・の支持や同意を勝ち取る」の2つの意味で使えることが分かります。

demeanorは「態度、様子、振る舞い」。ちなみに、misdemeanorと言えば「軽犯罪」。「重犯罪」はfelonyです。

humbleは「謙虚な、控え目な、地味な」。日本人の性質を表す語として、よく引かれます。humbleの反対がarrogant(傲慢な、尊大な)。亀田選手がそのようです。名詞形のarroganceが4段落目に使われています。

Manny Pacquiao(マニー・パッキャオ)選手のことは知りませんので、ウィキペディアでどうぞ。

http://tinyurl.com/32mwj5

3段落目のtake upはさまざまな場面で使われますが、ここでは「(仕事・趣味・スポーツなどの活動を)始める」

subjectは「(議論・研究などの)主題、問題、(学校の)科目、主語」などの意味でおなじみでしょうが、動詞として「服従させる、従属させる、(嫌な目に)遭わせる、受けさせる」。ちょっと難しい語ですが、「下に投げられたもの」という原意を踏まえると理解しやすいかもしれません。

■ niceties

nicetyはnice(ナイス)に性質・状態・程度などを表わす接尾辞の-tyが付いた名詞で、「微妙な点、繊細(な特徴、感情)」のことで、複数形で「上品・優雅なもの(態度)」です。

tauntは「あざける、なじる、冷やかす」で、insultは「侮辱、無礼」。今回の英文は構造的にはそれほど難しくないと思いますが、覚えておきたい単語がたくさん使われています。

true to formは「いつもと同じに、予想通りに」という意味の慣用句で、主に人の悪い行動や癖に用いるようです。

英語が名詞を中心に発想するデジタル的な言語だとすれば(この形容が妥当かどうかは分かりませんが)、日本語は動詞発想のアナログ言語ではないかと思います。最後の文なども、そんな観点から柔らかく砕いて訳しています。

元記事の1、3、4、7パラグラフを取り上げました。


【 日本の陸に上がってみると 】

内藤対亀田、いよいよゴング
( Japan Times )

内藤大助が日曜日に亀田興毅と対決するWBC世界フライ級タイトルマッチは「運命の一戦」と称されているが、善と悪の戦いと言ったほうがふさわしいかもしれない。

2年前に興毅の弟である大毅に勝ってから、内藤は有名人になった。定期的にテレビ番組に出演し、穏やかな物腰と謙虚な人柄でファンを獲得した。日本のマニー・パッキャオと呼ぼうか。

35歳の内藤がボクシングを始めたのは、学校で自分を守るためだった。いじめの被害者だった彼はしばしばそんな話をして、同じような目に遭っている子供たちの味方になっている。

亀田は弟の大毅と共に、尊大な態度で評判を確立した。日本語の丁寧な言葉遣いには目もくれず、侮辱的な態度と強気の予断で相手を見下す。例によって今週も、内藤に負けるわけがないと自信満々だった。


【 もう一度、泳ごう 】

Naito, Kameda ready for title showdown
( Japan Times )

Daisuke Naito's WBC flyweight title fight against Koki Kameda on Sunday is being billed as "The Battle of Destiny," although the battle of good vs. evil might be more fitting.

Ever since a win over Koki's brother Daiki two years ago, Naito has become a celebrity, regularly appearing on TV shows where his soft-spoken demeanor and humble personality has won over fans. Call him the Manny Pacquiao of Japan.

The 35-year-old Naito took up boxing to defend himself in school, where he was the victim of bullying, and often speaks out in support of those subjected to similar abuse.

Kameda, along with his brother Daiki, have established a reputation for arrogance. Forgoing the niceties of the Japanese language, Kameda taunts his opponents with insults and bold predictions. True to form, he was confident about his chances against Naito earlier this week.


● 続き? 後は自力で英語の大海へ泳ぎ出そう。溺れても命は取られないからダイジョーV!
(古っ)
 ↓ ↓ ↓
http://tinyurl.com/yzuten9


● 編集後記

昨夜の試合は一杯やりながら録画で見ようと思ったのですが、友人からの余計なメールで結果を知ってからの観戦になってしまいました。面白さ半減です。でも、いい試合でした。亀田選手、ボクシングも普段の態度も、だいぶ大人になったようです。



posted by K.Andoh | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/134435764
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。