2009年10月21日

誘拐というケニアの成長産業


Kenya’s Criminals Tap a Growth Industry: Kidnapping
( New York Times )

Little Emmanuel Aguer was one of the most recent victims.

A month ago, he was snatched on the way to his grandmother’s house. Four days later, after his middle-class family received calls asking for $70 or else ― calls the family was not sure were even genuine ― his uncle found his corpse stuffed in a sugar sack. His head had been bludgeoned and his eyes were gouged out.

Emmanuel was 6 years old.

“These people knew what they were doing,” said his uncle, Mariak Aguek. “What they did was so traumatizing, I can’t even express it.”

Nairobi, Kenya’s capital, is a teeming city of have-nots and
have-lots, so notorious for violent crime that it is often called “Nai-robbery.” But there is a new problem, or at least one that is causing new fear ― kidnapping, and several recent attacks have been on children and Western women.


【 まずは準備運動 】

・bludgeon こん棒で打つ
・gouge (丸のみで)彫る、(目玉を)えぐり出す
・notorious 悪名高い



【 泳ぐときには息継ぎしなくちゃ 】

Little Emmanuel Aguer was one of the most recent victims. /
小さいEmmanuel Aguerが最も最近の犠牲者だった /

A month ago, /
1か月前 /

he was snatched on the way to his grandmother’s house. /
彼は彼の祖母の家への途中でひったくられた /

Four days later, /
4日後に /

after his middle-class family received calls /
彼の中流階級の一家は電話を受けたあとで /

asking for $70 or else ― /
70ドルまたはその他を要求している /

calls /
電話は /

the family was not sure /
一家は確かでなかった /

were even genuine ― /
本物であるのかも /

his uncle found his corpse stuffed in a sugar sack. /
彼の叔父が砂糖袋に詰め込まれた彼の死体を発見した /

His head had been bludgeoned /
彼の頭は殴られていた /

and his eyes were gouged out. /
彼の目はえぐり出されていた /


Emmanuel was 6 years old. /
Emmanuelは6歳だった /


“These people knew what they were doing,” /
これらの人々は彼らがしていることを知っていた /

said his uncle, Mariak Aguek. /
彼の叔父のMariak Aguekは言った /

“What they did was so traumatizing, /
彼らがしたことはたいへんにトラウマになることだったので /

I can’t even express it.”/
私はそれを表現することさえできない /


Nairobi, Kenya’s capital, is a teeming city /
ナイロビというケニアの首都はあふれている都市だ /

of have-nots and have-lots, /
持たない者とたくさん持つ者の /

so notorious for violent crime /
暴力的な犯罪によってたいへん悪名高いので /

that it is often called “Nai-robbery.” /
それはしばしばナイロバリと呼ばれる /

But there is a new problem, /
しかし新しい問題がある /

or at least one that is causing new fear ― /
少なくとも新しい恐怖を引き起こしているひとつ /

kidnapping, /
誘拐 /

and several recent attacks have been on children and Western women. /
いくつかの最近の襲撃は子どもや西洋人女性にだった /


【 英語ってどんな海? 】

というわけで今回は、取り上げることの少ないアフリカの記事を。

■ tap

見出しにあるtapは「(水道の)蛇口、(樽などの)飲み口」で、そこから液体がジャブジャブ出てくるというイメージなのでしょう。「(土地・資源などを)開発する、利用する」「(金・情報などを)引き出す」という意味でも使います。また、「盗聴」(wiretap)という場合もあります。

ビールがon tapなら、樽から直接なので「生ビール」ですね。転じて「いつでも使えるように用意されて」(available)。いずれにせよ、よく使われます。ちなみに、「タップダンスの」tapは「コツコツ叩く」です。

snatchは「ひったくる、ひっつかむ、かっぱらう」

■ or else

or else!は、脅しの文句です。

Do as I tell you, or else!
(私の言うとおりにしろ、さもないと!)

電話が何度もかかってきたからcallsと複数形になっていて、それがgenuine、つまり「本物の、正真正銘の」犯人からの電話だったのかは分からなかったということです。

corpseは「(人間の)死体」です。よく似た語にcorpsというのがあります。こちらは「軍団、部隊」です。発音も違います。前者が「コープス」、後者が「コア」。

■ have-not

ここでは形容詞になっていますが、動詞のteemは「(人・動物が)満ちる、富んでいる」。

This river teems with all kinds of fish.
(この川はあらゆる種類の魚でいっぱいだ)

have-notは「持っていない人」、つまりひとつの社会における「貧しい人」のことで、通常は、the haves and the have-nots(豊かな人々と貧しい人々)といった形で使われます。記事では、have-lotsとなっています。貧富の差の大きさを強調しているのでしょう。

「銀行強盗」はbank robberyです。暴力的に盗みます。家や建物に忍び込んで盗む場合は、burglaryになります。larcenyという言葉もあります。これは「盗み(theft、stealing)」の法的な語になります。他にもいろいろありますが、なるべく実践はしないように!


【 日本の陸に上がってみると 】

誘拐というケニアの成長産業
( New York Times )

Emmanuel Aguerくんが最新の犠牲者だ。

1か月前、少年は祖母宅へ向かう途中でさらわれた。それから4日間、中流階級に属するAguer家に、犯人のものかどうかは知らず、少年の命と引き換えに70ドルを要求する電話がかかってきた。だが、叔父によって砂糖袋に押し込まれた少年の遺体が発見された。頭を殴られ、両目をえぐり取られていた。

Emmanuelくんは6歳だった。

「承知の上で、奴らはやっているんです」。叔父のMariak Aguekさんは言った。「心に深手を負わせるひどいやり方で、口では言い表せません」

ケニアの首都であるナイロビは、持てる者と持たざる者であふれかえる都市だ。暴力犯罪の多さでも知られ、しばしばナイロバリー(ロバリーは強盗の意)と呼ばれる。だが、新たな問題が出てきた。少なくとも不安をもたらしている。誘拐だ。最近では、子どもや西洋人女性が襲われるようになった。


【 もう一度、泳ごう 】

Kenya’s Criminals Tap a Growth Industry: Kidnapping
( New York Times )

Little Emmanuel Aguer was one of the most recent victims.

A month ago, he was snatched on the way to his grandmother’s house. Four days later, after his middle-class family received calls asking for $70 or else ― calls the family was not sure were even genuine ― his uncle found his corpse stuffed in a sugar sack. His head had been bludgeoned and his eyes were gouged out.

Emmanuel was 6 years old.

“These people knew what they were doing,” said his uncle, Mariak Aguek. “What they did was so traumatizing, I can’t even express it.”

Nairobi, Kenya’s capital, is a teeming city of have-nots and have-lots, so notorious for violent crime that it is often called “Nai-robbery.” But there is a new problem, or at least one that is causing new fear ― kidnapping, and several recent attacks have been on children and Western women.


● 続き? 後は自力で英語の大海へ泳ぎ出そう。溺れても命は取られないからダイジョーV!
(古っ)
 ↓ ↓ ↓
http://tinyurl.com/yhvfs9j


● 編集後記

東京ヤクルト・スワローズは負けてしまいました。でも、ペナントレースで負け越したチームです。いい試合はしましたが、順当な結果かもしれません。それでも、インフルエンザによる選手の離脱がなかったなら・・・。やっぱり、残念だなあ。



posted by K.Andoh | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/130771880
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。