2009年02月25日

アカデミー賞、『スラムドッグ』の夜


A ‘Slumdog’ Kind of Night at the Oscar Ceremony
( New York Times )

“Slumdog Millionaire” and its director, Danny Boyle, with their modern-day fairy tale about hope and hard times in the slums of Mumbai, pushed aside big-studio contenders to sweep top honors at the 81st annual Academy Awards on Sunday.

Accepting the best director award, Mr. Boyle paid tribute to the people of Mumbai, who figured by the thousands in his film. “You dwarf even this guy,” he said, looking at his Oscar statuette. Minutes later, “Slumdog Millionaire” was named best picture, helping give the evening a distinctly international tilt.

In one of the night’s few surprises, the best foreign language film went to “Departures,” a drama about an unemployed cellist, from Japan. Many observers had predicted “Waltz With Bashir,” an Israeli animated drama about that country’s past war in Lebanon, would take that prize.


【 まずは準備運動 】

・fairy tale おとぎ話(fairy:妖精)
・tribute 感謝の言葉、賛辞、みつぎ物、捧げ物
・dwarf 小びと、小さくする・見せる
・statuette 小像(statue:像)
・distinctly はっきりと、際立って
・predict 予言する



【 泳ぐときには息継ぎしなくちゃ 】

“Slumdog Millionaire” and its director, Danny Boyle, /
スラムドッグ・ミリオネアとその監督ダニー・ボイルは /

with their modern-day fairy tale /
彼らの現代のおとぎ話をもって /

about hope and hard times in the slums of Mumbai, /
ムンバイのスラムでの希望と困難な時代についての /

pushed aside big-studio contenders /
大スタジオの競争相手たちをわきに押した /

to sweep top honors
トップの名誉を掃き集めるために /

at the 81st annual Academy Awards on Sunday. /
日曜日の81回の毎年のアカデミー賞で /


Accepting the best director award, /
最高監督賞を受け取りながら /

Mr. Boyle paid tribute to the people of Mumbai, /
ダニー・ボイル氏はムンバイの人々に賛辞を支払った /

who figured by the thousands in his film. /
彼の映画に数千の単位でかかわった /

“You dwarf even this guy,” / he said, /
あなたたちはこの男を小さく見せた / 彼は言った /

looking at his Oscar statuette. /
彼のオスカーの小像を見ながら /

Minutes later, /
数分後に /

“Slumdog Millionaire” was named best picture, /
スラムドッグ・ミリオネアは最高映画に指名された /

helping give the evening a distinctly international tilt. /
その夕方にはっきりと国際的な傾きを与えることを助けながら /


In one of the night’s few surprises, /
その夜の少ない驚きの一つとして /

the best foreign language film went to “Departures,” /
最高外国語映画賞はディパーチャーズに行った /

a drama about an unemployed cellist, /
解雇されたチェリストについてのドラマ /

from Japan. /
日本からの /

Many observers had predicted /
多くの観察者は予言した /

“Waltz With Bashir,” / an Israeli animated drama /
バシルとワルツが / イスラエルのアニメのドラマ /

about that country’s past war in Lebanon, /
レバノンでのその国の過去の戦争についての /

would take that prize. /
その賞を取るだろう /


【 英語ってどんな海? 】

『おくりびと』がオスカーを取りました。拍手。というわけで、今回はアカデミー賞の記事を。

■ big-studio contender

studioは「スタジオ」、画家や写真家や音楽家の仕事場ですが、映画やテレビやラジオが作られる施設でもありますから、big-studioで「(ハリウッドの)大手映画撮影所」

「主張する」という意味もありますが、contendは「競う、競争する」ですから、contenderで「競争相手、ライバル」

sweepは「(ほうきやブラシで)掃く、払う」ですから、そんな具合にたくさんの賞をさらったということです。「全勝する」場合にも使います。swept
the World Seriesなら「ワールドシリーズで全勝する」

■ figure

フィギュア、またはフィギュアスケートでおなじみのfigureも幅の広い語です。元の「姿、形」から名詞で「人物、数字」、動詞だと「表す、描く、思う、考える」などの意味でよ〜く使います。ここでは「かかわる、関与する」。
figure of speechというのもありますね。「言葉のあや」です。

■ tilt

tiltは映画の撮影技法にもあります。カメラを上下に動かすことです。「傾く、傾ける」。ここは名詞で使われています。helping以下を訳すと、「その夕方に明白に国際的な傾きを与えることに役立つ」。helpはモノが主語の場合は「役立つ、効果がある」といった感じです。

ここだけ読んでも分かる比ゆだと思いますが、こういうのは必ず後で詳しい説明が出てくるものです。元の記事では、やはり何段落目かの(こら、きちんと数えなさい!)

Hollywood has been taking on more and more of a global tilt with each passing year,・・・

以下に具体的に書かれていました。ですから、分からないところがあっても、どんどん先に進んじゃいましょう。

■ animate

これもおなじみの「アニメ」で、「アニメ映画」ならanimated filmですね。でも、本来の意味は「生かす、生命を与える」で、そこから来ているのです。

『おくりびと』の向こうでのタイトルはDepartures(出発)。映画はまだ見ていないのですが、なんかイメージが合いませんね。動詞のdepartには「死ぬ」という意味もあるのですが。


【 日本の陸に上がってみると 】

アカデミー賞、『スラムドッグ』の夜
( New York Times )

『スラムドッグ$ミリオネア』とダニー・ボイル監督が日曜日、ムンバイのスラム街を舞台にした希望と苦難についての現代のおとぎ話で、ハリウッド・メジャーの候補作品群を押しのけ第81回アカデミー賞の主要部門の栄冠をさらった。

監督賞を受け取ったボイル監督は、映画にかかわった何千人ものムンバイの人々に賛辞を送り、「あなたたちの前ではこいつさえ小さく見える」と言いながらオスカー像に目をやった。数分後には作品賞として『スラムドッグ$ミリオネア』の名前が呼ばれ、一層グローバル化の傾向が目立つ夜となった。

番狂わせの少ない夜にあって、外国語賞に輝いたのは『おくりびと』だった。職を失ったチェロ奏者を描いた日本映画だ。大方の予想では、レバノンで起きた過去の戦争を描いたイスラエルのアニメ映画『戦場でワルツを』が賞を取るだろうと言われていた。


【 もう一度、泳ごう 】

A ‘Slumdog’ Kind of Night at the Oscar Ceremony
( New York Times )

“Slumdog Millionaire” and its director, Danny Boyle, with their modern-day fairy tale about hope and hard times in the slums of Mumbai, pushed aside big-studio contenders to sweep top honors at the 81st annual Academy Awards on Sunday.

Accepting the best director award, Mr. Boyle paid tribute to the people of Mumbai, who figured by the thousands in his film. “You dwarf even this guy,” he said, looking at his Oscar statuette. Minutes later, “Slumdog Millionaire” was named best picture, helping give the evening a distinctly international tilt.

In one of the night’s few surprises, the best foreign language film went to “Departures,” a drama about an unemployed cellist, from Japan. Many observers had predicted “Waltz With Bashir,” an Israeli animated drama about that country’s past war in Lebanon, would take that prize.


● 続き? 後は自力で英語の大海へ泳ぎ出そう。溺れても命は取られないからダイジョーV!
(古っ)
 ↓ ↓ ↓
http://tinyurl.com/c3kblp


● 編集後記

ピンク映画界出身の滝田洋二郎監督の作品は、その頃からよく見ていました。映画のタイトルを出すのは控えますが、もちろんエッチ目当てではなく、滝田監督の大ファンだったからです・・・・・乾杯!



posted by K.Andoh | Comment(0) | TrackBack(0) | 文化・芸術
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