2009年02月18日

経済危機のさなかに日本の財務相辞任


Minister Quits at Bad Time for Japan’s Economy
( New York Times )

The resignation of Japan’s finance minister, who faced criticism for his odd behavior at a news conference at a Group of 7 meeting in Rome over the weekend, poses fresh problems for the country’s leadership during a worsening recession.

The episode, which led the minister, Shoichi Nakagawa, to quit on Tuesday, was a major setback for Prime Minister Taro Aso, who has been in office since only September. He has already come under fire for his handling of the economy and for a series of embarrassing gaffes of his own.

At the news conference in Rome on Saturday, a red-faced Mr. Nakagawa gave muddled answers and at times appeared to nod off. A clip of Mr. Nakagawa in which he yawns groggily and closes his eyes while speaking has been circulating on the Internet.

Mr. Nakagawa denied that he had been drinking and said cold
medication and fatigue were to blame for his behavior.


【 まずは準備運動 】

・recession (景気の一時的)後退、退場
・embarrasse 困らせる、当惑させる
・muddle ごちゃまぜにする、まごつかせる
・nod off 眠り込む.
・yawn あくび(する)
・groggily よろよろして、ふらふらして
・fatigue 疲労



【 泳ぐときには息継ぎしなくちゃ 】

The resignation of Japan’s finance minister, /
日本の財務相の辞任は /

who faced criticism for his odd behavior /
彼の奇妙な行動に対しての批判に直面していた /

at a news conference at a Group of 7 meeting in Rome /
ローマでのG7会議での記者会見での /

over the weekend, /
週末にかけての /

poses fresh problems for the country’s leadership /
その国のリーダーシップに対して新しい問題を提示した /

during a worsening recession. /
悪化する景気後退の間に /


The episode, /
このエピソードは /

which led the minister, Shoichi Nakagawa, to quit on Tuesday, /
火曜日に大臣中川昭一を辞めることに導いた /

was a major setback for Prime Minister Taro Aso, /
首相麻生太郎にとっても大きな後退だった /

who has been in office since only September. /
ただ9月以来オフィスに入っていた /

He has already come under fire /
彼はすでに火の下に来ていた /

for his handling of the economy /
彼の経済の取り扱いのために /

and for a series of embarrassing gaffes of his own. /
そして彼自身の一連の当惑させるしくじりのために /


At the news conference in Rome on Saturday, /
土曜日のローマでの記者会見で /

a red-faced Mr. Nakagawa gave muddled answers /
赤い顔をした中川氏はごちゃまぜになった答えをした /

and at times appeared to nod off. /
そして時に眠り込んだようだった

A clip of Mr. Nakagawa /
中川氏のクリップは /

in which he yawns groggily and closes his eyes while speaking /
その中で話しながら彼はふらふらとあくびをして彼の目を閉じている /

has been circulating on the Internet. /
インターネット上で流布させられていた /


Mr. Nakagawa denied that he had been drinking /
中川氏は彼が飲んでいたことは否定した /

and said cold medication and fatigue /
そして風邪薬と疲労が・・・と言った /

were to blame for his behavior. /
彼の行動に対して責められるべきだった /


【 英語ってどんな海? 】

というわけで今回は、ミゾユウ(@麻生さん)の経済危機のウズチュウ(@中川さん)にあるのに、日本の政治はホント大丈夫なのでしょうかというコント・・・じゃなくて記事を。

■ pose

「ポーズを取る、取らせる」のposeには「(問題などを)提起する、提示する」という意味もあります。ここでの使い方がそうですね。

この文章自体はそれほど難しくないと思いますが、訳すのには少し骨が折れました。と言いますか、ほとんどそのままで、肝心な「日本の財務相の辞任は」がなかなか出てこない、頭でっかちな文章になってしまいました。読みにくい日本語です。裏返せば、英語ではこういう書き方が普通なんだということなのでしょう。

■ only

onlyも意外と厄介な単語で、ここでの使い方もへーっていう感じではないでしょうか。心は「ついこの間の9月に」です。他には、

It only seems so.
(そう見えるだけのことだ)

You only get this good with practice.
(このくらいうまくなるには練習しかない)

■ under fire

under fireは砲弾が頭上で飛び交っているイメージなのでしょうね。そこから「非難・批判を浴びて」。setbackもよく使われます。「(進歩の)妨げ、後退、挫折、失敗」。gaff(e)は「社会的なしくじり、へま」

■ clip

「新聞記事の切り抜き」のnews(paper) clippingでおなじみですね。clipは「(はさみで)切る、切り取る」。でも、ここは映像の切り抜き、断片を指しています。

■ to blame

「非難、責め」のblameは重要頻出単語です。動詞としてはこんな風に使われます。

He blamed me for the accident.
(彼はその事故は私のせいで起きたと責めた)

Don't blame it on me.
(それを私のせいにしないでください)

I am to blame for it.
(それは私のせいだ)

最後の例が記事での用法です。でも不思議ですね。文法的にはto be blamedとしたほうが正しそうなのに、これで間違いではないのです。

なぜかと言いますと、実は、古い英語では<be to不定詞>で「可能」や「当然」の意を含む「受動」の意味を表せたそうで、be to blameはその名残りのひとつなのです。今の英語では受動は<be 過去分詞>ですからね。

とまあ、そんなことが↓の本で分かります。敬遠されがちな文法に興味を抱かせてくれる、なかなか面白い本ですので、よければご一読を。


「こんな英語ありですか?―謎解き・英語の法則」 (平凡社新書)鈴木 寛次

http://www.amazon.co.jp/dp/4582850634/ref=nosim/?tag=englishpaper-22



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【 日本の陸に上がってみると 】

経済危機のさなかに日本の財務相辞任
( New York Times )

週末にローマで開かれたG7会議後の記者会見での奇妙な態度をめぐって批判を浴びていた日本の財務相の辞任は、不況が深刻化する同国の政治指導力に再び疑問を投げかけている。

火曜日に中川昭一財務相の辞任へと至ったこの一件は、9月に就任したばかりの麻生太郎首相にとって大きな痛手だ。麻生首相はすでに経済の舵取りや自身の一連の失言によって非難の的になっている。

土曜日のローマでの記者会見で、赤ら顔の中川氏はしどろもどろな答弁をし、時にはうとうとしているような姿もあった。話しながらぼうっとあくびをしたり目を閉じたりする映像は、インターネット上で広がった。

中川氏は酒を飲んだことは否定し、風邪薬と疲労があの態度の原因だと述べた。


【 もう一度、泳ごう 】

Minister Quits at Bad Time for Japan’s Economy
( New York Times )

The resignation of Japan’s finance minister, who faced criticism for his odd behavior at a news conference at a Group of 7 meeting in Rome over the weekend, poses fresh problems for the country’s leadership during a worsening recession.

The episode, which led the minister, Shoichi Nakagawa, to quit on Tuesday, was a major setback for Prime Minister Taro Aso, who has been in office since only September. He has already come under fire for his handling of the economy and for a series of embarrassing gaffes of his own.

At the news conference in Rome on Saturday, a red-faced Mr. Nakagawa gave muddled answers and at times appeared to nod off. A clip of Mr. Nakagawa in which he yawns groggily and closes his eyes while speaking has been circulating on the Internet.

Mr. Nakagawa denied that he had been drinking and said cold
medication and fatigue were to blame for his behavior.


● 続き? 後は自力で英語の大海へ泳ぎ出そう。溺れても命は取られないからダイジョーV!
(古っ)
 ↓ ↓ ↓
http://tinyurl.com/dymvtc


● 編集後記

まあ、お酒での失敗は僕にも数々ありますから、人のことは言えませんが、よりによってこんな時期に、しかも世界の目が集まっている中でのことですから、口もあんぐりの、前代未聞の珍事でしょうね。



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