2008年11月19日

元厚生官僚と妻が殺害される


Ex-health official, wife murdered
( Japan Times )

In separate but possibly related knife attacks, a former top health ministry bureaucrat and his wife were found stabbed to death in their Saitama home while the wife of another retired health ministry bureaucrat was seriously wounded in Tokyo, police said Tuesday.

In response, the National Police Agency beefed up security for other former chiefs of the health ministry and the Social Insurance Agency and their families.

In the evening, Yasuko Yoshihara, 72, wife of former vice health minister Kenji Yoshihara, was stabbed and seriously injured by someone disguised as a parcel deliveryman when she answered the door of their home in Nakano Ward, Tokyo, police said. Although no connection has been established between the two cases, NPA officials acknowledged the possibility of serial attacks against former top health ministry bureaucrats.


【 まずは準備運動 】

・related 関係のある、血縁・親類の
・bureaucrat 官僚
・stab 突刺す
・insurance 保険
・parcel 包み、小包、荷物
・serial 連続(物)の


● 解説ザブ〜ン!

【 泳ぐときには息継ぎしなくちゃ 】

In separate but possibly related knife attacks, /
分離したしかし恐らく関係のあるナイフの襲撃において /

a former top health ministry bureaucrat and his wife /
元の健康省トップ官僚と彼の妻が /

were found / stabbed to death in their Saitama home /
発見された / 彼らの埼玉の家で死へと刺されて /

while the wife of another retired health ministry bureaucrat /
一方もう一人の退職した健康省の官僚の妻が /

was seriously wounded in Tokyo, /
東京でひどく傷つけられた /

police said Tuesday. /
火曜日に警察が言った /


In response, /
反応して /

the National Police Agency beefed up security /
警察庁は安全を強化した /

for other former chiefs of the health ministry /
健康省の元のチーフたちのために /

and the Social Insurance Agency / and their families. /
そして社会保険庁 / そして彼らの家族 /


In the evening, / Yasuko Yoshihara, / 72, /
夕方に / ヨシワラヤスコさんは / 72 /

wife of former vice health minister Kenji Yoshihara, /
元の健康省副大臣ヨシワラケンジさんの妻 /

was stabbed and seriously injured /
刺されたそしてひどく傷つけられた /

by someone disguised as a parcel deliveryman /
荷物の配達人として変装させられた何者かによって /

when she answered the door of their home /
彼女が彼らの家のドアに答えたときに /

in Nakano Ward, Tokyo, / police said. /
東京の中野区において / 警察は言った /

Although no connection has been established /
ゼロのつながりが確立されているものの /

between the two cases, /
2つの事件の間に /

NPA officials acknowledged the possibility /
警察庁の役人は可能性を認めた /

of serial attacks against former top health ministry bureaucrats. /
元のトップ健康省官僚に対する連続襲撃の /


【 英語ってどんな海? 】

というわけで、今回は日本国内を騒然とさせている事件の記事を。

第1段落、英語は意味の担い手として名詞が力持ちですから、possible(ありうる、起こりうる、可能な )やpossiblyといった形容詞や副詞が大活躍します。例えば、こんな言い方。

think about a possible divorce(起こりうる離婚を考える)は「離婚の可能性を考える」ぐらいでいいかと。ヘンな例文ですが^^:

give up on possible survivors(ありうる生存者たちを見捨てる)は「生き延びているかもしれない人たちを見捨てる」でしょう。probable(ありそうな、もっともらしい)などもこうした使い方をしますね。

a probable winner(ありそうな勝者)は「勝ちそうな人」。英語と日本語は書き方が随分と違うものです。

health ministryはもちろん「厚生省」を指していますが、現在は厚生労働省で、その英訳名はMinistry of Health, Labour and Welfareだそうです。

この文は受動態になっていますが、能動態に戻す(別に戻さなくてもいいのですが^^;)と、found 人(元の主語) stabbed to deathで、「人が刺されて死んでいるのが見つかった」。「見つかった」と訳文に入れてもいいのですが、findは訳出しないほうが自然な日本語になる場合も少なくありません。例えば、I find that節・・・なら、「・・・なようですね」とするといい感じになるような。

→という方向性を表す前置詞toにも注意です。

第2段落、beef upのbeefは僕も大好きなお肉の「ビーフ」です。beef upと句動詞になると、「増強する、強化する」の意味に。なぜだかは知りませんが、よく使われます。

第3段落、disguiseは「変装させる、見せかける」ですから、ここはsomeoneの後のbeingが省略されていると考えるといいですね。

answer the doorはよ〜く見るとへんな感じがしませんか。
Answer me!なら「私の質問(とか)に答えて!」ですから、「ドアに答える」。文字通りドアに向かって喋っていると病院に連れて行かれちゃったりしますから、気をつけましょう。ドアのチャイムが鳴ったので、それに答えてドアを開けたということです。

分かりきったことをグダグダと説明してしまったかもしれませんが、こういう書き方ができる英語はやっぱりデジタルっぽいなあと改めて痛感するわけです。

establishは「設置する、設立する、制定する、確立する」などなどかたい言葉ですが、 connectionと一緒にこういう使い方もできるのですね。

acknowledgeは「認める、承認する、認識する」などなど、これなんかも学校英語の必須単語でしたね。

元の記事の第1、2、4段落目を取り上げました。亡くなった方のご冥福を。


【 日本の陸に上がってみると 】

元厚生官僚と妻が殺害される
( Japan Times )

別々に起こったが関連している可能性もある刃物による襲撃で、厚生省の元トップ官僚とその妻が埼玉県の自宅で刺殺され、もう一人の元厚生省官僚の妻も東京都で重傷を負った。警察が火曜日に述べた。

事件を受けて、警察庁は厚労省や社会保険庁の元高官やその家族の警備を強化した。

夕方、元厚生事務次官・吉原健二氏の妻靖子さん(72)は、宅配便配達人を装った何者かに刺され重傷を負った。警察によれば、靖子さんが東京都中野区の自宅の玄関に出たときの出来事だった。二つの事件のつながりは明らかになっていないが、警察庁は厚生省の元トップ官僚を狙った連続殺人の可能性を認めた。


【 もう一度、泳ごう 】

Ex-health official, wife murdered
( Japan Times )

In separate but possibly related knife attacks, a former top health ministry bureaucrat and his wife were found stabbed to death in their Saitama home while the wife of another retired health ministry bureaucrat was seriously wounded in Tokyo, police said Tuesday.

In response, the National Police Agency beefed up security for other former chiefs of the health ministry and the Social Insurance Agency and their families.

In the evening, Yasuko Yoshihara, 72, wife of former vice health minister Kenji Yoshihara, was stabbed and seriously injured by someone disguised as a parcel deliveryman when she answered the door of their home in Nakano Ward, Tokyo, police said. Although no connection has been established between the two cases, NPA officials acknowledged the possibility of serial attacks against former top health ministry bureaucrats.


● 続き? 後は自力で英語の大海へ泳ぎ出そう。溺れても命は取られないからダイジョーV!
(古っ)
 ↓ ↓ ↓
http://tinyurl.com/6ev4c8


● 編集後記

今日はNY Timesの記事を取り上げる予定でしたが、急遽差し替え。英語を、ではなく、英語でニュースを読むというのがこのメルマガの崇高な理念ですから!でも英語的にも面白い文章を取り上げたいという思いもありますので、記事の選択には結構悩むのですよ。

それにしても、恐ろしい事件です。ずさんな年金行政などへの怒りが動機じゃないかと言われていますが、重傷を負った奥さんの証言では、犯人の年は30〜40ぐらいだとか。う〜む。



posted by K.Andoh | Comment(0) | 日本−社会
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